そのお話を疑ってはいけない。
なぜならあなたが読んだ時点で、それはもう物語≠ネのだから。
―――『意図する間違い』より
その物語の中のひとつが、歪んでたりどこかしら曲がってたり辻褄が合わなかったり矛盾してたりする―――と、感じる≠アとは多い。
しかしそれは立派に気のせい≠ナある。
それが物語としてあなたの前に刻まれたということは、それ≠ヘすべてそれ∴ネ外の何者でもない。
過去と未来と同じように、それ≠ひとつしか視ることが出来ないということは、それ≠ヘ事実でありそれ以上でもそれ以下でもない。
現在が未来を造っているように、過去にもそれを造ったさらなる過去がある。
すべてには理由が存在し、結果がただ残っている。
あなたがその物語で感じた間違い≠フ意味は、確かにある。
ただそれを探す必要があるかどうかは・・・ひどく疑問だ。
我がふと思ったことです。
あまり深くはお考えなさらずに。
そこには意味≠熈理由≠熨Sくないのですから。
・・・あなたが持たせる以外には。